今年（タイ仏暦２５５８年）のBビザ更新記その２
月日が流れるのに伴い提出する書類は、提出する都度コピーのお墨付きを貰いビザ延長申請期日に備え、未提出書類３種４通の作成、もしくは確保に全力をあげます。この未提出書類はすべて昨年度と一昨年度の会計に関するものでした。諸般の事情でそれまで使っていた会計士は去年の１２月分の仕事までを責任分担として１月分以降は会計士を新しく替えていたこともあり、その旧会計士はもう知らないよ、とばかりに殆ど連絡が取れず、その完了しているべき仕事を全然してくれません。その書類は旧会計士を切った２月初旬に責任分担を明確にし、そこの義務として作成、提出を要求していたものであるにも拘わらずです。いくら要求しても、２～４月、そして５月も中旬過ぎても出来てきません。書類作成のための材料はすべて会計士に渡してあるため当方で新しく作ることもできず、このまま期限切れを向かえるか、ゼロから材料も含めて作り直すか（ただし、それは期限的にも、内容的にも、相当無理ゲーなことは予測できるものでしたが）新会計士も自分の責任分担じゃないのと、非常に融通の利かないというか、Bビザ申請書類の用意が必要な顧客が僕が初めてだったこともあり、顧客にアレコレ仕事を指示されると、それは自分の流儀じゃないとか、仕事の範疇を超えるとか、がたがたヌかして逆切れするタイプの”もう、付き合いきれない種別”の会計士でしたのでサア～大変！な事態です。
結局、未提出書類２種２通は、税務署大支局のおねーさん官吏に手伝ってもらって自分で作成しました。残った１種２通も無理ゲーとは知りながらも自分で作成すべく材料を集めつつ、旧会計士が嫌になって仕事をせざるを得ないくらい頻繁に連絡をいれ責任分の仕事を完了するよう時には強く、特にはやさしーーく要求、法的手段もちらつかせつつの２本立てで期限切れを睨みつつ準備をしました。もう、６月中旬に日本へ出国するためにビザ延長を完了するのには完全に間に合わなくなり、日本サイドへは詫びを入れ、更には今週末にはビザ終了期日が迫るところまで追い込まれたのでした。
旧会計士が義務を履行しないために、こちらが法的手段をとることも考慮に入れ始めたのは、その１種２通の書類が期限までに提出されていないために、商務省側が当社及びその責任者に対して法的手段をとるぞ、罰金を課すぞ、と警察に訴え、警察からの召喚状が届いていたからでもあります。召喚状に従って出頭すると所定の罰金が課され、しかも書類は無いままなので根本原因は解決されず、出頭しないで放っておくと更に罰金、もしくはそれ以上もあり、というどうしたって罰金とそれ以上から逃げられないものでした。弁護士によると、召喚状にしたがってノコノコ出向くとそれこそ事態はややこやしくなるため、出向かないで裏で穏便に済ますように手を回すのが正解なんだそうで。
と、それまで電話に出なかったり、ノラリクラリと小職の要求をかわしたり、もう出来ていま何所何所で審査にもって行っているのですぐにでも出来てくるはずだ、とか、まるで蕎麦屋の出前状態だった旧会計士が、突然先週の水曜（５月１３日）に、来週の月曜夜（５月１８日）に審査機関に取りにいけて、５月１９日には当社へ持参可能だ、と云うではありませんか？！それまでも同じようにして実は来ない、って云うのがすでに２回あったので半信半疑ではありますが、もう最後の藁にもすがる思いでした。ただし、今回はどうやら本当にOKそうです。それは、報酬を全額キャッシュ即金で要求してきたからです。更に、自分で材料集めからすべてするのはどうしても時間切れなことが確実になっていたこともあります。そうなると、確信犯的に書類不備でビザ延長を申請して、官吏の裁量で不備書類準備の特別延長を勝ち取るしか道はありません。今までの経験上、そうした事態に陥ったことは無きにしもあらずですが、それは通うのに便利だった入管がソイスワンプルーにあった時代であり、アホほど遠いチェーンワタナに移ってからは一度もありませんでした。でも今回は出した書類が不備じゃなく、全然無い、ものなので特別延長が認められるかどうかは今一確信が持てないものであったのです。特別延長を貰えず、拒絶、だったらすべてが水の泡です。
果たして５月１９日の深夜に旧会計士のメッセンジャーが本当に来ました。２通分の完成書類を持って！報酬を要求どおり全額キャッシュで支払い、翌２０日朝に税務署に書類と税金、それからイミグレのあるチェーンワタナの政府総合庁舎１Fにもある商務省の出先に書類を納めました。もちろん、提出時に複製証明は忘れません。これを忘れると一月以上オンラインで取り寄せ可能になるまで待たされるのは前に書きましたね。商務省で複製証明をとるのに少し待たされてそれが出来てきたのは１２時少し過ぎになっていました。イミグレは１２時から１３時まで完全シャットアウトで中に入ることも留まることもできません。よって、１３時を待ち、その間に昼食と複製証明の更に複製をとり（WPに必要）、１３時のイミグレ再開と同時に中に入ってQ札を取ると１３８番でした。すでに絶望的な数字です。待ちは１００人近く。大体イミグレの処理速度は１０人／時なことは今までの経験則として得ています。（つづくぞ～～）
＊今回はまだ全然官吏と戦ってないな
結局、未提出書類２種２通は、税務署大支局のおねーさん官吏に手伝ってもらって自分で作成しました。残った１種２通も無理ゲーとは知りながらも自分で作成すべく材料を集めつつ、旧会計士が嫌になって仕事をせざるを得ないくらい頻繁に連絡をいれ責任分の仕事を完了するよう時には強く、特にはやさしーーく要求、法的手段もちらつかせつつの２本立てで期限切れを睨みつつ準備をしました。もう、６月中旬に日本へ出国するためにビザ延長を完了するのには完全に間に合わなくなり、日本サイドへは詫びを入れ、更には今週末にはビザ終了期日が迫るところまで追い込まれたのでした。
旧会計士が義務を履行しないために、こちらが法的手段をとることも考慮に入れ始めたのは、その１種２通の書類が期限までに提出されていないために、商務省側が当社及びその責任者に対して法的手段をとるぞ、罰金を課すぞ、と警察に訴え、警察からの召喚状が届いていたからでもあります。召喚状に従って出頭すると所定の罰金が課され、しかも書類は無いままなので根本原因は解決されず、出頭しないで放っておくと更に罰金、もしくはそれ以上もあり、というどうしたって罰金とそれ以上から逃げられないものでした。弁護士によると、召喚状にしたがってノコノコ出向くとそれこそ事態はややこやしくなるため、出向かないで裏で穏便に済ますように手を回すのが正解なんだそうで。
と、それまで電話に出なかったり、ノラリクラリと小職の要求をかわしたり、もう出来ていま何所何所で審査にもって行っているのですぐにでも出来てくるはずだ、とか、まるで蕎麦屋の出前状態だった旧会計士が、突然先週の水曜（５月１３日）に、来週の月曜夜（５月１８日）に審査機関に取りにいけて、５月１９日には当社へ持参可能だ、と云うではありませんか？！それまでも同じようにして実は来ない、って云うのがすでに２回あったので半信半疑ではありますが、もう最後の藁にもすがる思いでした。ただし、今回はどうやら本当にOKそうです。それは、報酬を全額キャッシュ即金で要求してきたからです。更に、自分で材料集めからすべてするのはどうしても時間切れなことが確実になっていたこともあります。そうなると、確信犯的に書類不備でビザ延長を申請して、官吏の裁量で不備書類準備の特別延長を勝ち取るしか道はありません。今までの経験上、そうした事態に陥ったことは無きにしもあらずですが、それは通うのに便利だった入管がソイスワンプルーにあった時代であり、アホほど遠いチェーンワタナに移ってからは一度もありませんでした。でも今回は出した書類が不備じゃなく、全然無い、ものなので特別延長が認められるかどうかは今一確信が持てないものであったのです。特別延長を貰えず、拒絶、だったらすべてが水の泡です。
果たして５月１９日の深夜に旧会計士のメッセンジャーが本当に来ました。２通分の完成書類を持って！報酬を要求どおり全額キャッシュで支払い、翌２０日朝に税務署に書類と税金、それからイミグレのあるチェーンワタナの政府総合庁舎１Fにもある商務省の出先に書類を納めました。もちろん、提出時に複製証明は忘れません。これを忘れると一月以上オンラインで取り寄せ可能になるまで待たされるのは前に書きましたね。商務省で複製証明をとるのに少し待たされてそれが出来てきたのは１２時少し過ぎになっていました。イミグレは１２時から１３時まで完全シャットアウトで中に入ることも留まることもできません。よって、１３時を待ち、その間に昼食と複製証明の更に複製をとり（WPに必要）、１３時のイミグレ再開と同時に中に入ってQ札を取ると１３８番でした。すでに絶望的な数字です。待ちは１００人近く。大体イミグレの処理速度は１０人／時なことは今までの経験則として得ています。（つづくぞ～～）
＊今回はまだ全然官吏と戦ってないな
