今年（タイ仏暦２５５８年）のBビザ更新記その１
ビザ更新で官吏との戦いの季節がやってき（て）ました！小職のビザ期限は毎年５月２３日なのです。今年の５月２３日は土曜日に当たっていますので、２２日が期限、ってことはなく、週末が空けた翌の月曜日２５日が期限です。ビザの更新は、期日の一月前から更新の申請ができます。現在の大体の流れを説明しましょう（まだ連載途中で放り出してある過去の流れとは変わっていて同じではありません。ご注意を！）。申請に添付する書類は、毎月お上に出すものだと申請時近々３が月分の、毎年出すものだと三ヶ月以内くらい発行されたものの、それぞれお上のお墨付き複製もしくは正真が必要です。よって、更新に行こう！と予定した日より大体３ヶ月遡った時点から準備をし始めなければなりません。
今年は、６月中旬にどうしても私用で日本に行く必要があり、出来れば５月中にビザ更新を済ませておく必要がありました。すると、５月初旬には申請に行く必要があります。ところが、５月初旬はタイも日本と同じくGWでお役所はほとんどの日がお休みです。よって、４月下旬は更新申請が可能になる４月２４日に更新申請に行く予定を立てました。４月ENDぎりぎりにしないのは、申請でいちゃもんを付けられて（付けられるのが普通だし予測されていたから）追加や修正に日時が必要でそれをGW前に済ますには１週間は余裕が欲しいからです。するってーと、４月に提出すべき書類、３月に提出すべき書類、２月に提出すべき書類と時間を遡ってみると、２月に提出すべき書類から必要となり、その最初の提出期限が２月７日であることから、２月７日期限のこの書類に対するお上のお墨付きからが準備すべき必要書類です。これを申請するには、これまた必要書類があって、それは商務省発行の会社の登記証明書。これを２月初旬に最寄の商務省の出先に貰いに行くことからすべてがスタートとなります。
実は、お上のお墨付きはまとめて事後貰う事が可能なのですが、ここに最初のトラップが仕掛けられています。税務上の書類で、過去に提出済みのものの複製とお墨付きを貰うには、その場でオンラインを調べてプリントアウトするもので、本当はすぐに出来るにも関わらず５営業日待たされます。更に重要なのは、一ヶ月以内に提出されたものはスキャンされていなくて取り寄せることができないことです。したがって、近々の書類で、提出時に複製お墨付きを貰うのを忘れるとか、２ヶ月前のものも、後で取り寄せようと思っていても、タイミングが悪い（お上の仕事の怠慢ともいう）と取り寄せ不可で書類が準備できないことになってしまいます。よって、近々２ヶ月分は、申請時に複製とお墨付きを貰っておいたほうが安全となります。
さて、２月提出分の書類がオンラインで取り寄せられる３月を待ってから行動をスタートしました。まあ、行動を開始した時点で本来出すべき書類が少なくとも３種類４通出されていないことが税務署の指摘で判り（つまりは、複製を申請に行ったら出てないよ、大変だよ！！、と言われた）、それらの用意でテンテコマイになって結局必要書類が全部揃ったのは、５月２０日の午前中の入管と同じ建物１Fの商務省の出張所ででした。このテンテコマイ部分は官吏との戦いとは無関係なので端折ります。まあ、税務署関係の書類は、ビザ更新申請に必要なもの以外にも出されているべきものが出されていなかったり、記載内容がめちゃくちゃでどう考えてもビザ申請時に問題になるに違いないものも多々あり、それらの正誤訂正のためにも３月後半からほぼ毎日Soi11の税務署の大支局に通い詰めました。
それら税務署関係以外にもイミグレ官吏に指摘されるだろう大問題が一つありました。それは、３月に２月提出分の書類の証明書を貰いに社会保険庁に出かけた時に、社会保険庁官吏の対応から１００％予見できるものでした。社会保険庁官吏に１月分の支払済み証明書（２月に提出は１月分なんです。ややこしくてすまんす）と、社会保険加入状況証明書との複製とお墨付きを申請したところ、２月提出分は会計士が代行で小切手で支払っていて、支払い証明は出せるけど、社会保険庁の方針で加入状況証明書は出さないことになったんです！ですと！！！
僕：いや、それだと困る！ビザ更新用書類が容易でけへんがな。
官吏：困っても、うち知らん。イミグレにかけあってくれ。
僕：複製証明申請書に申請できるようチェック欄があるやんけ！？
官吏：あっても使わん！！！
全くもって剣もほろろ、ってやつでした。目的の半分しか得ずに社会保険庁出先機関からの帰り道、これはビザ申請で困ることになるに違いない、と思っていたのでした。
（つづく！）
今年は、６月中旬にどうしても私用で日本に行く必要があり、出来れば５月中にビザ更新を済ませておく必要がありました。すると、５月初旬には申請に行く必要があります。ところが、５月初旬はタイも日本と同じくGWでお役所はほとんどの日がお休みです。よって、４月下旬は更新申請が可能になる４月２４日に更新申請に行く予定を立てました。４月ENDぎりぎりにしないのは、申請でいちゃもんを付けられて（付けられるのが普通だし予測されていたから）追加や修正に日時が必要でそれをGW前に済ますには１週間は余裕が欲しいからです。するってーと、４月に提出すべき書類、３月に提出すべき書類、２月に提出すべき書類と時間を遡ってみると、２月に提出すべき書類から必要となり、その最初の提出期限が２月７日であることから、２月７日期限のこの書類に対するお上のお墨付きからが準備すべき必要書類です。これを申請するには、これまた必要書類があって、それは商務省発行の会社の登記証明書。これを２月初旬に最寄の商務省の出先に貰いに行くことからすべてがスタートとなります。
実は、お上のお墨付きはまとめて事後貰う事が可能なのですが、ここに最初のトラップが仕掛けられています。税務上の書類で、過去に提出済みのものの複製とお墨付きを貰うには、その場でオンラインを調べてプリントアウトするもので、本当はすぐに出来るにも関わらず５営業日待たされます。更に重要なのは、一ヶ月以内に提出されたものはスキャンされていなくて取り寄せることができないことです。したがって、近々の書類で、提出時に複製お墨付きを貰うのを忘れるとか、２ヶ月前のものも、後で取り寄せようと思っていても、タイミングが悪い（お上の仕事の怠慢ともいう）と取り寄せ不可で書類が準備できないことになってしまいます。よって、近々２ヶ月分は、申請時に複製とお墨付きを貰っておいたほうが安全となります。
さて、２月提出分の書類がオンラインで取り寄せられる３月を待ってから行動をスタートしました。まあ、行動を開始した時点で本来出すべき書類が少なくとも３種類４通出されていないことが税務署の指摘で判り（つまりは、複製を申請に行ったら出てないよ、大変だよ！！、と言われた）、それらの用意でテンテコマイになって結局必要書類が全部揃ったのは、５月２０日の午前中の入管と同じ建物１Fの商務省の出張所ででした。このテンテコマイ部分は官吏との戦いとは無関係なので端折ります。まあ、税務署関係の書類は、ビザ更新申請に必要なもの以外にも出されているべきものが出されていなかったり、記載内容がめちゃくちゃでどう考えてもビザ申請時に問題になるに違いないものも多々あり、それらの正誤訂正のためにも３月後半からほぼ毎日Soi11の税務署の大支局に通い詰めました。
それら税務署関係以外にもイミグレ官吏に指摘されるだろう大問題が一つありました。それは、３月に２月提出分の書類の証明書を貰いに社会保険庁に出かけた時に、社会保険庁官吏の対応から１００％予見できるものでした。社会保険庁官吏に１月分の支払済み証明書（２月に提出は１月分なんです。ややこしくてすまんす）と、社会保険加入状況証明書との複製とお墨付きを申請したところ、２月提出分は会計士が代行で小切手で支払っていて、支払い証明は出せるけど、社会保険庁の方針で加入状況証明書は出さないことになったんです！ですと！！！
僕：いや、それだと困る！ビザ更新用書類が容易でけへんがな。
官吏：困っても、うち知らん。イミグレにかけあってくれ。
僕：複製証明申請書に申請できるようチェック欄があるやんけ！？
官吏：あっても使わん！！！
全くもって剣もほろろ、ってやつでした。目的の半分しか得ずに社会保険庁出先機関からの帰り道、これはビザ申請で困ることになるに違いない、と思っていたのでした。
（つづく！）
