SweetMango

　川向こうの通称モータープラ（ザ）５Ｆに社会保険庁出張所はあった（る）。だだっ広いデパートのかなりの区画が社会保険庁の出張所に当てられていた。そこで、いろいろな出納、記録変更、追加などなどの窓口の一番端にある、”その他”のところへ行き、過去近々３か月分の当人と従業員の記録を請求する。窓口はこれまたゆったりした体格の人の良さそうなマダム。これ又、あーこれね、すぐにやってあげるわよ。ええっと、１週間後に来てね。来る前に確認の電話を入れてから。。このどこが”すぐ”じゃい！！！と胸倉をつかんで市中引き回しの刑にしたくなるのをぐっと抑えて、も少し早くなりませんかねぇ、ＶＩＳＡの期限が切れるんですよ～～、と懇願してみても、最短でできて５日ね、じゃあね、と言われて万事休すだ。どうみても、マダムの横の端末を叩いて、記録を検索して、プリントアウトして、担当と責任者のサインを貰うだけのことに５日もかかるわけが無い。責任者らしき奥のデスクこれまたおばさんだったが、何かをしている風でもなく、担当の端末はソリティアが全面に展開していた。ようは、やる気、の問題。古今東西、お役所とは、こういった利用者の利便など微塵も考慮しない所と相場が決まっている。
　翌日、一週間後の受け取りを記した社会保険庁発行のチケットももってスワンプルーは入管官吏の田中真紀子に会いに行った。と、彼女は慣れたもので、ＶＩＳＡの１週間延長のスタンプを押してくれた。小職はというと、それをもってその足で労働省へ行き、ＷＰをＶＩＳＡと同じだけ１週間延長する。